11.26.13:01
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03.18.01:27
☆ サーモスタットのお話 ☆
連日。。。
毎週。。。
常連さんから見れば。。。
FD2だらけです(笑)
ほぼ毎週、なんかしらの作業が(爆)
ここ最近のホンダ車の作業ではFD2がダントツのトップ
次がS2000といった感じでしょうか???
ところで、何気にあまり気にされていないパーツに
ローテンプサーモスタットというものがあります。
サーキットを走るなら、必ず必要になるパーツです。
普通にたくさん売っています。。。
よくサーモ変えても、設定温度が変わるだけで、ラジエーターの容量は
一緒だから、変える意味がないという昔堅気な人たちもいますが、
ラジエーターの冷却性能は、簡単に言えば・・・足し算と引き算(笑)
言い方を変えれば・・・
熱の吸収と放熱
コレのバランス。
考えれば、おのずとローテンプサーモが必要になる理由は分かりますね。
また、これ以外に絶妙の開弁温度による水温の適正化。
詳しく言えばシリンダー温度とピストンの温度の関係。
このために、わざわざ大手メーカーでローテンプサーモが設定されているんです。
またあくまで、温度を管理する弁
なので、ヒーターも問題なく今まで通り使えます。
以上
ここまでが通常車両でのローテンプサーモの効能。
こっかからは・・・
大容量アルミラジエーターを付けた場合。。。
冷えるラジエーターを付けると・・・
当たり前だけど、良く冷える(笑)
でも、バルブの開閉時に冷たい冷却水が一気に入ってしまうので水温のハンチングが起きやすい。
なので・・・
当社ではFD2のサーモをはじめ、サーキットマシンでは全てのバルブを追加加工することによって、
バルブの追従性スピードを上げて、水温の安定化を目的とした加工バージョンを販売しています。
こうすることにより、限りなく理想の水温域での温度安定性が抜群に良くなります。
同じ効果をもたらす世界特許加工もありますが、これはまだまだで、
コレの上をイク加工をサーキット用として、ずいぶん前から販売しています。
どうせやるなら、とことんやりたい性分なので(大笑)
FD2なら、こうやって分解して加工します。
非分解サーモもキチンとバルブ加工していますよ。
ただ単に、穴を開けるような大昔のチューニングはしていません。
あくまでバルブの開閉に伴う水量チューニング!
何をするにも理由があって、結果が出ないと意味がありません。
これが市販品との違いですねぇ~
それと別件ですが、冷えるアルミラジエーターになればなるほど、
市販車のノーマルサーモではオーバーヒートしやすくなるという事実を知っていましたか?
この事実があるから、未だに真鍮/銅のラジエーターが販売されているんですね。
いくら冷えるラジエーターでも・・・
組み合わせを間違えると逆効果です(笑)
ですので、キチンと説明が出来る安心できるお店を探してみてください。
じぇんじぇん関係ないですが。。。
更に冷えるバージョンのラジエーターコアを開発ちゅう♪
コアを作っちゃうってスゴイ事ですよね。
ちなみに、コレはレース向けですので、通常の車両は今までのコアでOKだす!
とりあえず、トコトン上も狙ってみようと思います(笑)
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09.24.01:49
☆ シルビア/180SX ラジエーター新バージョン! ☆
今年。。。
意外とたくさん売れている
13シルビア/180SX用のラジエーター
実は・・・なぜかS14/S15よりもたくさん売れてるんです(謎)
なぜ13用ばかり売れているのか???
実はうちのラジエーターは指定すれば、13用ラジエーターに・・・
S14/S15ファンシュラウドバージョンが特注できるんですね。
今年になって注文は・・・このタイプばかりです。
なぜ?こっちのシュラウドがいいのか???
答えは簡単!
S14/15なら電動ファンが付いているんですね。
しかも引き込みタイプが!
(押し込みタイプは意外と効率が悪くて冷えません。。。)
となると・・・
電動ファンとカップリングファンの
最強冷却システムが出来る。
おいらの昔の嫁S14もドリフトする時は電動ファン全開でドリフトしていました。
なので、ラジエーター前にオイルクーラー付ければ・・・
バリバリ冷えちゃいます!
だから・・・
13用ラジエーター14/15シュラウドバージョンが・・・
隠れたヒット商品に!
っで・・
面倒くさいので
これから発売するモデルは・・・
13シュラウドでも14/15シュラウドでも、
どちらのシュラウドが取り付けが出来るハイブリットバージョンを開発!
最近、ハイブリットっていう言葉が好きですねぇ~(大笑)
13用ラジエーターは、全ての縦流れモデルではS13シュラウドでも14/15シュラウドでも
どちらでも取り付けが可能となります。
今までは、選ばないとダメだったんですが、これからは共通になります。
ちなみに、このラジエーターは、S14/15には装着出来ません。
アッパータンクの取り付けステーが違いますから~
これって結構・・・
画期的じゃない???
まぁ~すぐにコピーされるでしょうけど。。。
いくらコピーしたところで、うちの冷却性能には追いつけませんね(ニヤリ)
ラジエーター開発しているとこは、
世の中に何社あるのでしょうか???
うちは・・・
真面目にやっているだけのことですね。
別にスゴイ訳でもありません。。。地道にコツコツと(笑)
08.26.02:17
ゴメンなさい。。。パート2 冷却編 (訂正版)
ゴメンなさい。。。パート1でのベスト更新の話。。。
実は更にスゴイ裏話がありまして・・・
筑波ファミリー走行との事で30分クーリング無しの連続アタックだったそうです。
その暑い中・・・
気温33℃の筑波2000の連続30分アタック状態でも
当社のFD2のRZスペックラジエーターは、脅威の86℃MAXを達成しました!
↑
訂正です。。。
本日、お客様ご来店で、あんだけ踏んでMAX82℃との事でした(爆)
間違えて高い水温を記載してしまいました。。。
多分S2000の水温を勘違いしたのか???
いつもは大体20分ぐらいでしたからねぇ~
冷えない筑波の30分全開のナンバー付きエアコン付き車両で、この水温はビックリですね。
ただ油温はガッツリ上がって130℃近く・・・Orz
しかたないですかね。
最近は、水温は問題なくても・・・油温が上がりすぎて、
水温まで上げてしまうケースが顕著に多くなってきました。
この場合、S2000で多いですが、水冷式オイルクーラーキャンセルキットを使って
オイルクーラーを装着すると、水温は真夏でも80℃で安定しちゃうそうです。
うちのラジエーター付けているお客様の車両でこうなったようです。
(お客様に教えていただきました)
なので・・・
シリンダーヘッドからの水温に対する冷却は、かなりいいレベルで仕上がっています。
よくレースマシンに付けているラジエーターは、よく冷えると勘違いしている人がいますが、
レースマシンはエアコンコンデンサーが付いていないし、
ラジエーターの導風、ダクトによる熱抜きがしっかりされています。
これに比べて・・・
ナンバー付き車両は、純正バンパーでは、走行風はラジエーターにキチンと当たらず(笑)
しかもエアコンコンデンサーが付いているから風が直接当たらない。
しかも、もちろんダクトないから熱は溜まり放題(爆)
エンジンルームも余計なものばかりで、寿司詰め状態。。。
それなのに最近の車の馬力はレースマシンとほとんど変わらない。。。
こう考えると、どちらの方が、単純によく冷えますか???
小学校の理科が分かれば、誰でも分かります(爆)
いかにナンバー付きエアコン付き車両で、サーキットを走るのが大変なのかを。。。
いい例としては、以前ブログに上げた・・・
お客様のRB28のフルチューンのエアコン付きのGT-Rでの水温
ほんと・・・一番水温が厳しいエアコン付き600PSオーバーですね。
これでレースでは優勝しましたよ♪
今の日本のサーキットレースカテゴリーでも600PSオーバーなんていうモンスターはいません。
これをサーキット全開するんですから(爆)
なのでレースマシンよりも、もっと過酷な状況に打ち勝つラジエーターを開発する必要があるんですね。
ということは、このままレースマシンに装着しちゃえば、スゴイいう事です。
ちなみにS耐に出ているBOLDさんのFD2にもうちのラジエーター(RRスペック)が入っています。
かなり成績はいいみたいで嬉しいの一言ですね。
話がそれ過ぎてしまいましたが・・・
そんなFD2の『RZスペックラジエーター』ですが、
お盆前にやっと通常納期の戻りそうだったんですが・・・
お盆明けから、また怒涛のご注文が殺到してしまいました。
なので、現在の納期がマジに4週間。。。一ヶ月またかかるようになってしまいました。
通常の当社ラジエーターの納期は、2~3週間なのですが、
FD2だけ、マジにコアの生産が追いついていません。
ですので本当に納期がかかっています。
誠に申し訳ございません。
純粋に国産のアルミ3層コアがそれだけ貴重になってきています。
予算があればカルソニックコアなのですが、まずは普通に買える金額ではありません。
またお盆などの連休で、実際に一緒にサーキット走った時の水温を確認したお客様が多かったから、
お盆明けに注文が集中したのではとも考えています。
(あくまで、うちは走ってナンボでやっています・・・止まり屋ではありません、走り屋ですから)
また相談も多く、相談内容からでは・・・
社外のアルミ2層ラジエーターからの買い替え組が多いの事実ですね。
おまけ画像。。。
(オーナーさま ブログに出ていたので画像お借りました)
某レース屋さんで製作中のFD2にも、
当社のRZスペックラジエーターをご使用頂いております。
この仕様は見ても分かる通り、スゴイですね。
サージもそうですが、コスワースのピストン入ってるそうです。
セッティングどうやっているのか興味津々でつ(爆)
FD2もパワーウォーズになってきて、うちのお客様の業者さんでは、
すでにカムプラスアルファでダイナ300PSのK20も存在しているみたいです(驚)
自分もやるならエンジンの中、特にクランクとコンロッドを中心に
レブ9800仕様なんて、夢の中で思ってはいますが。。。
(ピストンまでは予算を考えると・・・)
いかんせん、最近のホンダのセッティングには、まだ疑問なとこが多く。。。
これが解決すれば・・・ニヤリですね。
まずは全域AFフィードバックから始めますかね。。。
レブ9800狙いのエキマニも実は裏で動いておりましたが、
いかんせん費用がかかりそうなので、お財布と相談ちゅうです(笑)
うちのハイブリットレーシングマフラーとの相性を最優先した仕様ですね。
05.22.22:26
オールアルミラジエーター 納期のお知らせ。。。
お客様各位へ
誠にお世話になっております。
クーリングキャンペーン(エア抜きタンクサービス!)を実施しており、
大変ご好評をいただいおりますが、現在、ラジエーターのご注文数が
過去最高を記録し、ご注文量が更に増え続けております。
そのためコア生産の工場側の生産許容容量を超えてしまったため、
現在納期が非常に伸びてしまっています。
何卒、大変ご迷惑をおかけしますが、何卒ご了解お願いいたします。
コア補足説明
当社で採用しているアルミ3層コア自体は・・・
フォーミュラーニッポンやGT選手権、D1マシン、海外レースマシン、S耐マシン/N1マシンなどの
本物レースマシンと同じアルミコアを使用しております。
そのため、そもそもが希少コアで生産量が、少ないというのも事実でございます。
各方面で、実際にこれだけの冷却性能での実績を誇っております。
よろしくお願いいたします。