11.26.19:42
[PR]
06.06.22:18
☆ カーボンパッド装着! ☆
え~。。。
お問い合わせが多いので緊急告知です。
カーボンパッドの取り扱い方。
多分、初めてカーボンパッドを装着する方が多いと思います。
でわでわ
参考にどうぞ♪
☆ 取り付け ☆
普通のパッドと同じです。
ただし、制動力が上がる分、耐熱グリスの温度を上げる必要があります。
(これはサーキットマシンを製作しているお店なら、すぐに対応できます)
うちでは耐久レースマシンもやっていますので、
耐熱グリスは280℃/750℃/1400℃の3種類を使い分けています。
熱でスライドピンがグリス固着している場合、半分の効きしかありません。。。あしからず
ガッツリ系のフィーリングが好みの方はシム抜きで。
ただしシムを抜くとサーキット系パッドは鳴きやすいのでご注意。
ピストンに熱が伝わりやすいので、フルードも注意!
☆ 慣らし ☆
どんなパッドでも、ローターとの当たり面を出すためにパッドの当たり付けの慣らしが必要。
(俗言う全周当たりを出します)
慣らしをせずにハードブレーキングをすると、パッドの当たり面積が少ないので
ローターが局部的に高温になり歪みます。
最初の当たりが出るまでには、街乗り慣らしで最低50キロぐらい?
やさしくブレーキを踏んでくださいね。
当たりが付くまでは、ペダルタッチはフニャフニャです。
ローターとの当たりが付くことでガッチリとしたフィーリングになります。
☆ こっからがカーボンパッド ☆
当たり付け終了後、ある程度スピードを上げてから、
長い距離をかけて、ゆっくりじわーっと踏んで熱を入れる。
とにかく長くじわーっと踏むことで、ローターにカーボン皮膜が形成されます。
この時点では、まだカーボンの本来の効きではない。
ローターに結構パッドが当たりだしたら、ガンガン熱を入れて全開OK!
とにかく熱を入れてカーボン皮膜形成をしてくださいね。
ガンガン踏んでもカーボン皮膜がまだまだって人も結構します。
特にリアは、皮膜が出来にくいので。。。
よくあるのが、走行会の終わりの方になってから、やたらブレーキが効くようになるみたいな
要は1ヒート目はまだ、カーボン皮膜ができていなかったんですね。
カーボン皮膜を形成することによって強靭な皮膜がローターを保護しつつ強烈な制動力を発揮します。
なので、よく効いてローターもパッドも長持ちします。
カーボン皮膜が形成されていない場合、寿命が短くなります。
ご注意!
当社のカーボンパッドは、とにかく熱に強く出来ています。
RR/~1000℃ RS/~700℃
特にRSスペック カーボンパッドは、表記上700℃になっておりますが、
純正ローターの性能を考えると、700℃MAXくらいなので、このような表記です。
(RSは実際には900℃くらいまで効きは安定しています)
ただし、純正ローターが700℃まで持つという訳でありませんので、
必ずローターの状態(ヒートクラック等)で状態を確認し、
ローターの冷却をしてみてください。
だいたいフロントで500℃くらいまで上がるなら、すでにローターの冷却は必要だと思います。
数値でいうと分かりにくいので、あくまでもローターの実物の表面の状態で判断してください。
冷却はローターのみでOKです。
パッド自体の冷却は、カーボンなのでそれほど必要ありません。
ただし、ブレーキオイルが厳しくなるのであれば、キャリパーも冷却してください。
(特に重量車両はDOT5以上を推奨)
まぁ~こんな感じでつ。
画像は・・・
F50キャリパーのRRスペック ワンオフカーボンパッド
PR
- トラックバックURLはこちら