11.26.13:42
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04.28.03:37
最近の傾向。。。スポーツカー編
このS2000.。。
先月にマフラーをご購入いただいたお客様のAP1です。
『EVOLUTION マフラー EURO-Zスペック』
更に高音化を目指すために!
今回の作業は・・・
・ローテンプサーモ68℃改仕様
(NTCL製サーモを更に当社で加工したもの)
・電動ファンローテンプセンサースイッチ
・定番スポーツクーラント
水温が下がることにより、高水温補正が入らなくなり
燃料が絞られた結果、更に高音に!
そして熱ダレの解消されて、エンジンフィーリングも抜群に良くなります。
いいことずくめのローテンプ化ですね。
だれですか?
ローテンプサーモを入れるとオーバークールになって壊れるという人は???
よく質問を受けますが、もしオーバークールで壊れるのであれば、
わざわざNTCLが世界特許を取りませんよ(笑)
そもそも新車は、出来た時のテストで・・・
いきなりエンジンかけて180キロまで全開するんですから(笑)
壊れることもないんです(笑)
暖房も普通に出ます。
ローテンプになっても70℃くらいのお湯ですしね(笑)
(70℃のお湯に手は突っ込めません)
また超有名メーカーのメーターのページを見ると・・・
推奨水温は70℃~って、どこのメーカーも今ではなっています。
それだけローテンプ化が認知されてきたんですね。。。
いい時代になってきました。
ちなみに我が社では、ローテンプ化は・・・
世間が絶対にやっていなかった
10年以上前から実は推奨していました♪
その時はサーモが出てなくて外車用のサーモを加工して・・・
もー試行錯誤(笑)
でも、散々テストしていたので、ものすごく良い結果がでていましたね。
それがやっと、世間に認知されたってことでしょうか♪
現車合わせセッティングを取っているときは、
水温を下げることにより燃焼室の状態が良くなり耐ノック性能が上がります。
ノッキングが出にくいってことは???
燃料絞って、更に点火が詰められる!
そう!
パワーでちゃうんです♪(笑)
ただ勘違いしちゃいけないのは、その水温だからできる業なんです。
耐ノック性が上がるので、耐久性も向上します。
ただ・・・
水温に応じてバリアブルに燃料と点火をコントロールできるようにならないといけないんです。
水温70℃のセッティングのまま、水温80℃になればセッティングは、
ズレてきてしまいます。
それを補正するのが・・・
うちのバリアブルな燃調セッティングなんですね。
自動車メーカーも、これは分かっていて(当たり前)最初から、
これの補正プログラムが入っているんですね。
ただ普通のチューニング業界でのセッティングでは、この部分を弄らないんです。
というか、多分みんな知らない???
ここを弄ってセッティングして初めて現車合わせセッティングになるんでつね♪
最近はN1レースやS耐マシンも、この部分をすんごく弄るようになりました。
これは内緒話ですが、同じエンジンで速いのがいたら・・・
多分、うちのラジエーター入れて未知の領域に踏み込んでいまつ♪
ちなみにですよ!
超内緒話(大笑)
(今だから言える???)
うちが出ていた某12時間耐久レース!
ほぼスプリント並みのレースラップで12時間走っちゃうヤツ!
うちのAE86君の全開高負荷のA/Fは・・・驚きの13.4です。
今だからいえますが、これでノントラブル。
しかも点火もバリバリ35度以上でっせ。
だからパワーが出てしかも燃費が良い。
ノーマルタンクで2時間をフル全開で走れます。
普通じゃありえないでしょ(笑)
しかもストレートでEG6を抜いちゃうんだから(爆)
エンジンは、カムノーマルで圧縮/バルタイ変更とセッティングのみ♪
(もちろん定番のAE92後期エンジンっす)
エンジン精度は、エンジン室で1/1000単位で組んでいます。
ノーマルクランク加工で8500rpmくらい回すので、
さすがにバルブスプリングは強化しました。
ちなみに同じエンジンで耐久レースを何回も出ていますが、
エンジン単体はノントラブル♪
とにかく水温/油温には気をつけていました。
ただねぇ~
さすがに12時間のレースを何回もするとエキマニがもたない。。。
絶えずマニは真っ赤っかでしたから(爆)
うちの倉庫車のちょっとした昔話でつね。
ちなみにその後は・・・
フルコン入れてロギングできるようになって、
更にノックセンサーまで付けて・・・
昭和の車では考えられないような平成の車に生まれ変わりました(笑)
しかもダッシュにカーボン貼って、レースモニターも付けたし(爆)
86やってた時が一番楽しかったかもぉ~(自爆)
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