11.26.08:33
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01.23.14:10
☆ そろそろ始まるか? Part Ⅱ ☆
Part 1の続き。。。
画像は全く関係ありません。
昨年から販売しているFD2の某パーツです。
車高を下げると必要になるコンペティションパーツ♪
あ。
お茶は好きでつ♪
話の続き。。。
例えば。。。
車高調キット。
特注でうちのRG改を買ったとしても、
あくまでも車高調。
車高出しやプリロード調整をキチンとしなければ無用の長物。
特注で狭い用途範囲で結果が出せるようにセッティングしているので、
キチンとした調整がされないのであれば、性能は全く出ません。
それはサーキットのタイムであって、乗り心地にも非常に影響されます。
先日、ご来店されたお客さまの車両でも、乗り心地を良くしたいというご希望。
バネレート、ショックの減衰はまった弄らずに、
プリロードなどの調整とリバウンド側のストロークを延ばしで組み直すだけで
不思議なことに乗り心地がよくなるんですね。
しかもインリフト時の接地圧も増えるんです。
なので・・・
車高出しやプリロードは、アライメントよりも先に調整しなければならない重要課題です。
なのに最近の専門店は、ろくに車高も出さずに、お金の取れるアライメントばかりを薦める。
うちから言えばアライメントは一番最後です。
まずは基準の数値で組んで見る。
これだったら最初の4輪アライメント調整は要りませんよね。
サス組みながら出来ますから。
そんでもって実際に走ってみてアンダーステア、オーバーステアを車高で調整して、
その時にタイヤ温度で、狙うアライメント数値をはじき出せばいいだけ。
よくこの車両のアライメントはこうだからという人もいますが、
タイヤの銘柄、バネレート、まして走るサーキットでタイヤの接地する部分、温度は全く変わってきます。
なので決め付けてしまうのはいかがなものかと。。。
ましてブレーキの状態によっても加重移動を考えると。。。
加重の掛け方で、全くタイヤの潰れ方、撓み方が変わってきます。
なのでアライメントって、ホント難しい。
だから、キチンとベースが出来た最後にアライメント調整するんですね。
ネットでよく車高がバラバラとかいろんな事書かれているとこもありますが。。。
まずはキチンと車高出しが出せるところで、全長調整式は弄りましょう。
特に車高が出せないとこだと4輪プリロードバラバラみたいな、
合ってはならない怖い事態に陥ります(笑)
これなら、まだスプリングが遊んでいる方がマシかも。
そういえば。。。
年明けにRGのうちの担当さんが新年のご挨拶で来社されました。
その時に面白い話が出て、うちで販売した足ではありませんが、
どこで買ったかは知りませんが、
FD2の車高調が半年に一回ショックが抜けてしまうんですって。。。
これってありえなくないですか?
それも何回も???
これがもし、製品的な問題であれば大事ですが、ストラットタイプのショックを
RGは今まで何千台売ってきたのでしょうか?
コレがもし本当なら、大問題ですね。
っとなりそうですが、うちで販売したFD2の足でショックが、すぐに抜けたのは1台だけ。
つい最近の分ですが、取り付けがお客様でしたが全長調整式の車高調を取り付けるのが
初めてで、ちょっと取り付け方法と調整の仕方が原因でショックが抜けてしまったようです。
全長調整式の車高調は、
特にFD2などでは取り付けをミスると、すぐにショックがイってしまいます。
また調整の仕方をサスペンションジオメトリーを無視して調整してしまうと、
これも耐久性が落ちてしまいます。
↑
これはレース車みたく毎回オーバーホールなら問題ないですが。
うちでは取り付けに関しては、全てお客様にご説明をしているのですが、
大半の方は大丈夫って返事なんですよね。
幸い、うちで販売した分ではこの1台だけのトラブルでしたが、
キチンと組み直したら、全くトラブルはありません。
売りっぱなしにはしたくはないので、いくらでもこの辺はご説明OKですよ。
なので、メーカーも毎回ショック抜けるのではなくて、キチンとした原因追求、解明をしない限り、
半年に一回ショック抜けてオーバーホールではお客さんの負担が大きすぎます。
コレについて、キチンと対応して欲しいですね。
これでは笑い話にはならんですわ。
物が壊れるのは、キチンとした原因があるから壊れるんですね。
それなら、それを対策するもチューニングだと思います。
にしても。。。
RGの新しくでたZXダンパー
FD2用バカ売れみたいですね。
でも、うちでは1台も売っていません。
カタログの通り、ストリート用車高調なのでうちのユーザーさん用途とは合わないので断念でつね。
ちょうどデモ車をお客さんと一緒に乗りに行きましたが、
お客さんと口をそろえて出た答えが全く一緒でした(笑)
一回RG改に乗ってしまうと、やっぱり物足りないっす。。。
やっぱ自分が納得できるものを売りたいです。
別にZXダンパーが悪いわけではありません。
サーキット用とって考えるとっていう事です。
ストリートならいいかも知れませんね。
で、
うちでも買えますよ(笑)
しかもベアリングスプリングシート付きで~
ところで。。。
もうちょっとしたら、別のところからオイラが期待しているFD2の足が出そうです。
って。。。
テストしている人が、同じレースチームだったりして(笑)
01.22.14:57
☆ そろそろ始まるかな??? ☆
そろそろ始まりました!
ショックオーバーホール&更なる特注仕様変更!
ちょっと前にメーカーさんが開催したRG車高調の特価キャンペーン!
もちろん当社のRG改もRGさんベースですの、特注仕様でも大特価!
おかげ様で、ホント良く売れました。
FD2用では、販売台数はダントツトップだとか(笑) ←メーカーの話では~
そんで。。。
あくまで特注サーキット仕様がメインのうちのRG改。
距離的にも2万キロを超える車両が増えてきたの、
車種問わずにオーバーホール、仕様変更の依頼が増えています。
そりゃ乗ればショックは抜けるし、損傷もする。
大体初期の性能が維持できるのが1万キロぐらい?
コレぐらいだと、ほとんどの人が気付かないレベル?
そんで、大体抜け出すのが2万キロぐらいじゃないかな?
純正と違って、減衰が固い分、ピストン/シャフトにかかる負荷も大きいので
純正ショックと比べると短くなるんですね。
純正は長持ちしますもん。
コレがSタイヤ、スリック仕様なんかになると、更に耐久性は短くなります。
また縁石や派手な突き上げで一気に抜けるなんてこともしばしば。
まぁ~
普通のナンバー付きのレベルであれば、それなりに持ちます。
今回の仕様変更の画像は車はAP1
距離も2万キロで、ちょうどオーバーホール時期。
綺麗に分解して、仕様変更の新しいショックを組みます。
弊社のRG改の場合、特注リビルトショックを特別に製作しているため、
新しい特注のショックがきたら、それを古いショックを交換するだけでOKです!
通常のオーバーホールのような、その間乗れなくなることや、
オーバーホールの見積り金額がバラバラなどは、ショックについては一切ありません。
全て古いショック下取りで特注仕様のショックが¥18.000なんですね。
これってスゴイことですよね。
ちなみにRGのメーカーで行われてるリニューアルダンパーでは、
特注仕様は製作できません。 標準仕様のみの扱いになります。
この部分を間違える方が非常にたくさんいます(笑)
あくまでうちは、RG改ですからね。
そんじょそこらの
新しいショックを組み付ける時に、他のパーツを点検。
弊社の特徴であるベアリングスプリングシートも2万キロ走っても全然問題ありません。
さすがは高加重設計のベアリング。
だてにF1のベアリングはやっていませんね。
最近、まがい物が多いですが、ちゃんとした加重計算でベアリングは選ばないと♪
そんでもって。。。
ピロボールも点検。
先日、某メーカーの方が来たときにも話になりましたが、
ピロボールは本来、角度が変わる部分の支点になるんですね。
だから車のピロアッパーみたいな、回転運動、上下からの加重入力を
一番に設計した構造ではないんです。
なので特にストラット車両ではピロボールは消耗品です。
また車高を下げた時に、ショックの付け根のナックルの支点と、
ショック頭のピロボールの支点位置がずれる車両は、
ピロボールに無理な角度で力がかかりますので、これも消耗品扱いになりますね。
コレは自動車メーカーが、設計の段階で車高を落としてアームを動かすことを
想定して設計はしていなのが原因です。
あくまでサスペンションジオメトリーの基準設計では、ノーマル車高で、
一番良いアームの動きになるように設計されているんです。
だから車高を下げれば、下げるほど。。。という事になるんですね。。。
世の中には、ピロボールの設計軌道を無視して
無理やり動かしている足屋さんもたくさんいますね。
なので、本当にどれが正解かは分かりませんが、
うちは結果の良い物を開発していくしかありません。
PartⅡに続く。。。