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  • 11/26/17:38

08.29.04:13

やっぱ! 車はスポーツでしょ! って。。。



ミニバンも結局は。。。

スポーツカー仕立てにしてしまうおいら。

特に右車線では、たかーい外車にもついていきすよん(大笑)

それぐらい走るのが好きですが。。。


やっぱり本家のスポーツカーには、かないません。

おいらのアルファードだと、遊べる相手はZ33前期ぐらいかも。。。


ということで、この日はスポーツカーデー!

やっぱ走る車は楽しいですねぇ~


最近は、もっぱら4枚が増殖ちゅうで、
特にFD2が夏前からなぜか?非常にお客様が増えています。

ありがたいの一言ですね。


でもなぜか?

うちのファミリー層(家族持ち)の皆さんは

揃ってシルビアなんですね(爆)



そんなおいらも現在S15が気が付けば3台もあります。。。
(まぁ部品取りが1台入ってますけど)



シルビアって正直な話ですが・・・

スカイラインに比べると車両自体の性能/スペックが低い。

これはグレード的に当たり前なんですね。

だからチューニングするとなると、一から作らないといけないので
結構、費用がかかるんです。

ブーストアップするのに、容量足らないから・・・
エアフロ、インジェクターまで変えないと、まともなブーストアップが作れません。

だから、必然的に気合が入るんですね!

しかもきっちり作れば、まざサーキットではメチャ速になるんです。

なので、なかなか手放す気にはなりません。

これが答えかもしれません。。。



オールアルミの4発だから重量が軽くて、コーナーの頭の入りもいいし、
いかんせんブレーキに余裕がある。

直6でサーキット走るなら、有無を言わさずのキャリパー交換からスタートです。

なので要点を抑えるだけで、スゴクいい車が作れる。

よくSRは、よく壊れると言われていますが、キチンと対策と温度管理をすればまず壊れません。

当たり前のことを当たり前にやるだけです。

そこをケチるとすぐにおシャカです。




うちにお客様にはタービン変えてもエンジンは20万キロ突破なんていう強者もいます。

未だにサーキットバリバリです。


逆にエンジン自体はノントラブルで、それ以外が。。。

ホンダのエンジンも同じですね。

中には20万キロほとんど全開みたいな某氏もいましたし(爆)



よくホンダ系エンジンは、シリンダー/リングの磨耗でオイル上がりすると言われていますが、

そもそもの原因はシリンダーのボア変形による、リングの均一の当たりが出ないのが原因。


高回転型設計なので、フリクションロスになるので、ピストンリング張力が弱いんですね。

だからシール性が低くなってしまうのですが、シリンダーボアが変形すれば、
そりゃ円では無くなりますから、オイルが上がるでしょ?

上がったオイルがそのまま燃えてくれれば、2ストみたくていいかもしれませんが、

それが結局、スラッジになっててリングの動きが悪くなる・・・

そうなるとリング自体がボアに傷をつけてしまう。。。

これの繰り返しでシリンダーが磨耗するんですね。



シリンダーボアが変形する原因はひとつ。

温度の上げすぎ。

水温が上がりすぎるとオープンジャケットのアルミシリンダーは、
熱膨張しすぎて、まずはボアが円ではなくなります。
まぁ~最初から真円ではありませんが。。。
(最近の新車はダミーヘッドボーリングしていますが)

また熱膨張するときに均等に膨張してくれればいいですが
そんな風には、まず膨張しない。


結果、オープンデッキシリンダーでは、ボア自体があらぬ方向にずれるんですね。

そうなりゃ、どうにもなりません。。。

なので、これに対するシリンダーのオープンデッキ部分の補強が必要になります。

まぁ~ホンダのシリンダーなら、
特許の繊維強化金属 FRM(Fiber Reinforced Metal)を採用していますが、
これでもダメなんでしょうね。

オイルが減ってしまう人は要注意です。

最近の新車では、オープンデッキシリンダーが、熱で均等に膨張するように、
特許のプラスチックのライナーが入っている車両もあります。



じゃ~手っ取り早く対策する方法はないのか?ってなりますよね。。。


それが水温管理。

水温を低く保つことで、熱膨張を最小限にとどめて、
エンジンにとっていい状態を保つというチューニング。

これが一番簡単で確実です。

アルミシリンダーの車両では、水温が70℃くらいがベストで、
シリンダーヘッドの水温もこれぐらいだと一番パワーが出ます。

一昔前は、オーバークールだとか言われていましたが、

結局は、この水温を70℃に近づけることによって、SRもVTECも20万キロ走れるんですね。


ここ最近、レース関係の特にN1レースやっていたところなのでは、
やはり皆さん、最近は同じ事を言っています。
(昔はノウハウをばらしたくなかったので内緒でしたが)

また世界特許のNTCLのストリート向けローテンプサーモも、
サーモ設定温度は最適な68℃に設定されています。

これがどういう意味になるかは、すぐに分かりますね?


うちではサーキットマシンのバルブの開弁率から、意図的に温度を変えている手法もやっています。

これはバルブの特性をテストすれば簡単に答えが出ます。

面白い話ですが、これが事実なんですね。


昔からやっている整備工場の方などは、よくバカじゃねーの?って言う人もいますが、
結局、世の中は変わっていっているんです。

昔の非常識が今の常識になっています。



いい例として・・・

昔は水温が100℃越えるとオーバーヒートでしたよね。

今の排ガス規制車両は、電動ファンが105~110℃くらいで回ります。

そうなんですね。

水温をオーバーヒートさせてからようやくファンが回るんです。

要はオーバーヒートさせて燃焼室の温度を上げることにより
完全燃焼させて、排ガス規制をクリアさせているんです。

これは大昔の排ガス規制の時よりもヒドイ状態です。

でもこれが、今の常識なんですね。



ただねぇ~

今のエンジンだからと言っても、水温100℃オーバーで走っていれば
エンジンに良い訳はありません。

だから最近のエンジンは、ある程度走ると、すぐに圧縮落ちちゃうんです。

一般ユーザーならまず、オイル交換もあまりしないし・・・



今、某メーカーの新車でも問題になっていますね。

新車で買った車が3万キロでエンジンパーみたいな。。。

ネット検索するとたくさんでてきますね。


でもメーカーさんは、これでもいいですよね。
だって対策はじぇんじぇんしていませんし。

国の排ガス規制も厳しくなる一方。


5年前までは、野放しだった排ガスが、今では世界で一番厳しい国に。

せめてバブルの時に排ガス規制してくれれば、メーカーも開発費に余裕あったのに

景気悪くなってからのこの規制ではかわいそうです。

これも政治家の・・・かもしれません。


ただ新車メーカーにすれば、エンジンの寿命が短くなれば
その分、新車が売れるので、いいと思って耐久性の対策をしないのでしょう。

ビデオデッキと同じです。
ある程度使えば壊れるようになる。。。

そんなセコイ国なんですね。

ほんと消費者をバカにしています。

ある意味、SONYタイマーのようなモンです(笑)


それに打ち勝つために頑張らないといけません。
日本に住み続けるのであれば。。。Orz




近年、日本からスポーツカーが無くなった本当の理由。

若者の車離れとか言われていますが、
若いときって、新車なんて買う余裕はありませんよね。

普通ならお金ためて中古車です。

でもその中古車にスポーツカーが少なくなっていれば???

答えは簡単

資金に余裕のある人たちが買えるスポーツカーが新車で出ていないんです。

日本の法律によってスポーツカーが実質的に規制されてしまった。

この事実に気が付いているいる人は少数です。


新車メーカーが、スポーツカーエンジンの後継を作ろうとして、
開発したときにシャーシーの開発と同時に行うと必然的に
新車として販売することが出来なくなるんです。

ほんとおかしな法律です。

これはR35GT-Rが、なぜ?あの大きさで発売されたのかを
考えれば、おのずと答えは出てきます。


新車のスポーツカーが無くなれば、必然的に中古車のスポーツカーの
流通量も減るので、どうにもスポーツカー離れ止まりません。

ましてかっこよく走っているのがいなければ。。。



だから、余裕があれば外車にっとなるのですが、、、

なかなか外車だとランニングコストが。。。

自分で作業できる人ならいいですが、そうでない場合は
まず国産の3倍はかかるでしょう。

これじゃ手が出ません。


ゴルフしてた方が安上がりですね。

だから、こういうご時世。。。

スポーツカーが集まってくれるのは、嬉しいの一言です。






知っていましたか???

海外では日本車のスポーツカーたくさん販売されているんですよ!
ターボでも、なんでも(笑)

法律上、日本で販売する事が厳しいんです。

マニュアルミッションの製造数の一番も日本なんです。

でもみんな輸出なんですね。


日本に住んでいながら、日本メーカーのスポーツカーに乗れない悲劇です。。。


本末転倒!   以上。。。





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