11.26.15:25
[PR]
09.14.02:18
☆ お待たせしました! ☆
欠品中だったブツ
シビックタイプR FD2
『64℃ローテンプサーモ 改』
市販64℃サーモに更にバルブ加工を施したスペシャル品!
お待たせしました。
また今回も入荷数量は少なめですので、ご希望の方はお早めに。
すでに今年だけでも68℃サーモから交換する方々が続出しております(笑)
64℃開弁仕様なので、MAXバルブリフトは74℃付近
ですのでオールアルミシリンダーブロックのエンジンの理想水温70℃に限りなく近づけます。
特に水温が冷えすぎてオーバークールといった症状もないです(笑)
独り言。。。
シリンダーは熱が入れば入る程、金属熱膨張による歪が発生します。
例えばダミーボーリングしたとしても、実際のエンジンの過熱温度でボーリングする訳ではありません。
あくまで真円で削ったとしても、温度が上がればね。。。(笑)
ピストンなんかは、実際に熱膨張したときの膨張率に合わして、実は上/中/下のサイズが違います。
(俗言う樽型なんですね)
でもシリンダーは、そんなふうには加工できません。
(若干のテーパーには出来ます)
ましてオープンジャケット構造では、
全てのシリンダーウォータージャケットの内壁温度を均等にすることも不可能。
この温度を均等に近づけるオープンジャケットのプラスチックアダプターもあるんですね。
これは世界特許の製品です。
なので水温が上がれば上がるほどシリンダーの真円度が崩れ圧縮低下を起します。
その結果ブローバイが増量されたり、いいことはひとつもない。。。
確かにブローバイの問題はピストンの変形も考えれますが、
ほとんどはシリンダーのリングに対する均等な面圧が得られないのが原因。
また金属は温度が上がれば上がるほど、硬度が落ち(柔らかく)強度はなくなります。
なので冷やしたもん勝ちですな。
確かにターボであると、さすがに水温は厳しくなりますが、
NAなら十分に冷やせる余力がある。
先日9月頭のの某メーカーサーキットイベントでもTC1000時間いっぱいアタックしていても
当社FD2ラジエーターでは、バッチリ水温は80℃安定。
あの脅威的な暑さを考えるとスゴイですな。
ドライバーさんたちが大変でしたが(笑)
でも、うちのFD2のラジエーターコアサイズは、ボルトオンサイズで、
めいいっぱい大きくして、にゃんとランエボと同じサイズ/容量があるんですね。
このサイズに国内唯一のアルミ3層コアとトリプルターン構造。
鬼に金棒が3本くらい付いちゃう勢いです(笑)
冷えるのにも理由があるんですね。
ということは。。。
冷えないラジエーターにも・・・冷えない理由があるんです。
どうせ買うならテストして開発しているモノを買った方がいいと思います。
サーキット走るため買ったラジエーターなのに冷えなければ本末転倒。
こういう事が最近よくあります。
てかマジに、こういうお問い合わせが多いです。
うちに他社のラジエーターが冷えないお話されても応えようがないのですが。。。
買ったメーカーさんに是非どうぞ!
あと昔多かったのは燃調不良によるオーバーヒート。
燃料は薄いのに、ノッキングが怖くて点火次期が非常に低いセッティングの車。
確かに音は乾いていますが、天井知らずに排気温度が高いので水温が上がります。
そんな状態で、なおかつ高水温補正をカットしまくっているCPU
とういうか燃料の補正数値が入っているのに無視してそのままセッティングしてしまい、
水温が冷えた状態だと補正がなくなりドンドン燃料が薄くなってしまうとヤバイ状態(笑)
なんでも社外CPUはカットすればいいというもんではありません(笑)
この傾向はノーマルCPU書き換えの社外CPUに多いです。
そこに、何のために補正が入っているかの理由を考えないと???
まったくお話になりませんね。
ということは???
補正を逆手にとって、自分のチューニング内容に合わせて現車で補正をリセッティングをすると???
ものすごく完璧なCPUの出来上がり。
例えば。。。
オイラのフルコンの現車合わせセッティング。
ラジエーター/オイルクーラーの種類/容量によって補正値は変えています。
高回転/高負荷の全開セッティングの基準のパワーセッティング数値は同じ。
でもそれぞれのチューニング内容に合わせて、補正の掛け方が違うんです。
また、例えば。。。
ナンバー付き車両では、チューニング内容に合わしてアイドル回転数も変えています。
普通のRBとRB26で、なぜノーマル同士でアイドリングの回転数が違うのか???
コレを考えれば、簡単に答えは出ますね(爆)
本来ならオーバーラップゼロのRB26の方がアイドルが安定するので、
回転数は低くなるはずですよね???
でも実際には違う(笑)
世の中、
車両のチューニング内容に合わして補正内容を変更している
現車合わせCPUが、どれくらい存在するのか???
疑問でつね?
だってノーマルCPUでも社外フルコンでも、最初に入っている補正データーは、
あくまでノーマル車両でデーターです。
改造したり走る場所に合わして補正もセッティングしないとー(笑)
これがマージンを削ったセッティングをする上で、
壊れない耐久性を持たせるための重要事項かもしれません。
だってノーマルCPUはノーマルエンジンを壊さないために、
そのための補正がはいっているんだから(爆)
この補正を正しく理解し、自由に弄れるようになると
同じ燃調なのに、温度に合わして点火と燃料の両方がバリアブルに変化する
スーパーセッティングが可能になります。
そうなると???
今までの壊さないための補正から、極限のマージンカットで、
なおかつ安全な突き詰めた現車合わせスーパーセッティングに!
チューニングしても、生かすも殺すも最後はセッティング次第です。
コレは足回りも同じ。
いい足入れてもセッティングが出なければ、宝の持ち腐りですな。
チューニングは奥が深い!
PR
- トラックバックURLはこちら